「家庭での子供のお手伝い」得られる効果と親が気を付けるべきこと
家庭での子供のお手伝いにはこれからの成長に良い効果をもたらします!
しかし、時間が掛かったり、継続できなかったり…悩みがあると思います。
そんな時、親は子供のお手伝いのお手伝い!サポートしてあげることで子供のやる気スイッチを押してあげましょう!
子供がお手伝いをすることによって得られる効果
自信が付く・自己肯定感が高まる
うまくできた時の達成感+親に褒められたことによって自信が付き、自己肯定感が高まります。
自分にもできた!自分はすごいんだ!またやりたい!に繋がるように毎回「ありがとう」「助かったよ」と心を込めて褒めてあげてください!
責任感が生まれる
例えば、お風呂洗いが子供の担当だとします。お風呂洗いをしなければ家族がお風呂に入れません。
自分も家族の一員なんだと自覚し、家族のために行動する。家族に頼られることによって責任感が生まれます。
お風呂洗いが難しい年齢の子供でも、配膳や簡単な洗濯物畳み(タオルなど)でも子供に担当させることで同様に責任感が生まれます。
自立心が養える
お手伝いはこのためにあるようなものです。
将来、家事で困らないように子供のうちから経験していた方が絶対に良いです!
家事全般覚えるのは大変ですから得意分野だけでも思いっきり伸ばしてあげるのもお勧めです。ますます自信が付きますし、家族から頼りになる存在になります!
工夫することを覚える
何度も繰り返しているうちに、効率的に進められるように自分で改善点を見つけるようになります。様々なアイディアを生み出し、自分なりに工夫した手伝いに変わります。
その時は自信満々に自慢してくるかもしれませんね!
家族間でコミュニケーションがとれる
家族で一緒にお手伝いをすることによって、コミュニケーションをとる機会が増えます。小さいうちから沢山コミュニケーションをとることによって、お子さんが大きくなった時の心情の変化に早く気づいてあげられるという利点があります。
それに、お話ししながらお手伝いが出来たらとっても楽しいですよね!
手指の発達
一言で!手先が器用になります!
よって、反射神経が身に付き、脳の活性化も期待できると言われています。
お手伝いは体の成長にも役立ちます!
年齢別 お手伝いの見守り方
1歳
遊びの一環として、楽しく始めましょう!
家族と一緒に歌を歌いながら、お片付け競争など
2歳
イヤイヤ期に突入!根気強く続けましょう💪
1歳と同様に遊びを入れると良いです
3歳
何でも1人で挑戦したい時期!失敗しても温かく見守りましょう。
4歳
続けていくと、自分で工夫するようになります。
苦戦していたら、親の知識を教えてあげるのも良いです!
5歳
1人でチャレンジ!なるべく親は手出し口出しせずに見守ってあげましょう!
家族で分担作業するとやる気が出る!例えば、カレー作り。「お母さんが野菜切るから、皮むき手伝ってくれる?」と声を掛けると喜んでやってくれると思います!
子供のスキルに合わせて分担すると良いです。
6歳〜小学生
家事仕事を家族で役割分担!
例えば、お母さんは「料理」お父さんは「洗濯物」子供は「お風呂掃除」など家族の一員として毎日継続できたら立派です!
親も一緒にお手伝いのお手伝い!
叱らず、感謝を伝える
一番大事です。子供のお手伝いはまだ練習中の状態です。
何事にも一生懸命に取り組んでいます。
心を込めて「ありがとう」「助かってるよ」など頼りになっているということを伝えてください!
子供が頼りにされていることに気づいたらやる気100倍です!!
失敗してしまっても怒ってはいけません。「お手伝いありがとう」と伝えてください。
また同じ失敗をしないように、次はどうしたら良いかお子さんと話して決めておきましょう。
ルールや危険を教える
ゴミの分別についてなどのルール
火や刃物など危険なものは危ない点と使い方をしっかり教えてください。
お手伝いで事故や怪我をしてしまうとトラウマとして残ってしまうかもしれません。
危険があるものは年齢やスキルに合わせてしっかりと見極めてから始めましょう。
頼れる家事をリストアップしておく
お手伝いの代表的なもの以外にも細かい簡単なお手伝いは沢山あります。
お子さんにできることをリストアップしておけば、毎回考えずとも「あ、これやっといて~」程度で気軽にお子さんに手伝い!家族も助かります!
役割は子供本人に決めさせる
前項のリストアップしたものを使い、家族で役割分担を決める場合は本人に決めさせましょう。自分で選んだ役割には責任と、継続する心構えが持てます。
年齢やスキルに合ったお手伝いをさせる
年齢やスキルに合っていないお手伝いはやる気を落とす原因になります。
難し過ぎて上手くいかない。という気持ちが大きくなり、自分には何も出来ないと気を落としてしまっては、将来壁にぶつかった時乗り越えられない…なんてことに繋がってしまうかもしれません。
やる気を引き出すにはほど良い難易度を!簡単なものから少しずつレベルアップさせていきましょう!
使いやすいものを準備する
前項と同じく子供が使いやすい道具を準備してあげましょう。
大きすぎる箒、包丁など…使いづらいとやる気を落としてしまいます。
強制しない
お手伝いは基本子供の意思で始めます。
親のサポートできっかけを作ってあげます。
やりたくもない手伝いを無理やりやらされたら、自分の意志で始めなくなってしまいます。
焦らせない
子供のお手伝いには時間が掛かってしまいます。
しかし、焦らせてはいけません。焦ると思うようにいかず、更に時間が掛かりますし、失敗に繋がることもあります。
どうしても早く終わらせたいときは、お手伝いのお手伝いさせてね。と声をかけて一緒に作業すると子供も嬉しいと感じるはずです!
ご褒美は最初から与えない
最初からお手伝いしたらご褒美あげるシステムにしてしまうと、家族の手伝いよりご褒美目的という頭になってしまいます。
お手伝いを自分から続けてやってくれるようになってからご褒美をあげましょう。
おこずかいでもOKです。
少し難しいですが、給料制というやりかたもあります。
例えば、料理500円 / お風呂掃除100円 …
まとめ
1番大事なのは褒めること!
子供は親に褒められるのが大好きです。
手伝わせているのではなく、手伝ってくれているのです!
褒められて自信が付き、お手伝いを自ら始めてくれるようになったら、頼りにしていることを伝えましょう。
家族の一員として皆さんのお子さんが大活躍してくれるのが楽しみです!
この記事を読んで、お子さんがお手伝いするようになった!という方は是非コメントで教えてくださると嬉しいです🤗